ペーパードライバー教習のサワムラガク東京 | 1日卒業のペーパードライバースクール

はじめての方へ――教習にかける想い

沢村秋岳

数あるペーパードライバー教習の中から、当社のホームページに足を運んでいただきありがとうございます。代表社員の沢村秋岳(さわむら あきたけ)です。

このページでは「教習にかける私の想い」をお伝えします。少し長くなりますが、最後までお読みいただければ幸いです。

衝撃的な出来事

泣きじゃくる女の子
とある日の出来事です。

大きな国道への抜け道になっている商店街を通ると、小学校5年生ぐらいの女の子が、警察官の前で泣きじゃくっていました。

周りには、壊れた自転車と人だかり。そして、パトカーが2台と救急車が1台。私の車は、その現場を一瞬で通過したので、事故の詳細はわかりませんでした。

でも、女の子が泣きじゃくっていた姿だけは、今でも鮮明に目に焼き付いています。

無意味な事故

大きな国道への抜け道になっている商店街

衝撃的な光景を目の当たりにした私は、普段からなんとなく考えていたことが、より鮮明に頭に浮かびました。

「こんなに狭い道路なのに、なんでスピードを出すんだろう?」

ちょっとしたミスや、イレギュラーで接触してしまうような道路環境。

「こんなに細い路地でスピードの限界を求めることに、何の意味があるのだろう?」

おとなしく普通に運転していれば、誰も悲しむことはないのに…。

でも、人はスピードを出してしまう。やがてそれは事故につながり、事故になってから初めて人は反省をする。

この衝撃的な光景と素朴な疑問が、私を教習の道へと誘いました。

スピードを出すのは人間の本能?

スピードを出して走る車

私は研究を始めました。テーマは「なぜ、人はスピードを出してしまうのか?」です。

さまざまな交通事故関連の文献や論文、交通心理学の学科授業などを経て、ある一つの結論にたどり着きました。

それは「スピードを出してしまうのは、人間の本能である」ということです。

  • 信号機が赤に変わろうとする瞬間に、アクセルを踏んでしまう
  • 車線変更をされる時、ウィンカーを出されると「入れたくない」という感情が働いてしまう
  • 「遅い」と感じる車は、抜きたくなってしまう

これらは全て、本能的な衝動によるものです。そして、この根底には「生存のための競争本能」が潜んでいると考えられます。

海の泡

地球上に単細胞生物が出現してから、およそ38億年が経過したと言われています。その間、生物は熾烈な生存競争にさらされ続けてきました。そして、他の生物を捕食するために、また捕食されないために、“より早く動く”必要がありました。

やがて知能の発達とともに人類は進化しますが、生存競争の本能は、私たちの遺伝子の中に脈々と受け継がれてきました。現在、私たちは平和に暮らしていますが、遺伝子的には“生存競争のエキスパート”である、とも言えるのです。

その本能の結果、道路が混みあってくると、わずかな隙間を縫って先に進もうとしますし、「遅れを取りたくない」という衝動にかられます。それらはやがて無意味に詰めた車間や、強引な車線変更につながり、たとえリスクが高い道でも、徐々にその環境における“限界のスピード”を求めるようになっていくのです。

危険な運転

「車間を詰める行為が危険であり、無意味でもある」ということは、ほぼ全てのドライバーの共通認識です。しかし、それでもなお、その時の感情に任せて車間を詰めたり、あおり運転をしたりするドライバーは後を絶ちません。

車の中は、完全な自分だけの空間です。法律に触れなければ、何をしても誰にも咎められません。自ずと、己の“素の状態”が運転に表れてしまいます。つまり人間は、時として欲求や衝動が倫理を凌駕してしまうのです。

研究結果の一例

この実験は、1997年にスイスで行われた実験の結果で、《安全運転》で走行した方 と《急ぎ運転》で走行した方の違いをまとめたものです。

調査した距離数は、約2,800km。直線距離で「北海道→福岡→折り返して東京」ぐらいの距離です。

走行時間

走行時間の比較

  • 安全運転:47時間53分
  • 急ぎ運転:45時間5分

安全運転と急ぎ運転の差は、2時間48分です。急ぎ運転をしても、安全運転とそれほど時間は変わらないことがわかります。

追い越した車両数の合計

追い越し車両数

  • 安全運転:534台
  • 急ぎ運転:898台

走行時間は変わりませんが、安全運転と比べて、急ぎ運転は364台も多く追い越しました。

急ブレーキの発生回数

急ブレーキ回数

  • 安全運転:7回
  • 急ぎ運転:184回

安全運転と比べて、急ぎ運転は177回も多く急ブレーキを踏んでいます。

平均速度

平均速度

  • 安全運転:57.9km/h
  • 急ぎ運転:61.1km/h

結局は信号で止まる仕組みになっているので、最終的な平均値としては大差ありません。

認知・反応時間のバラツキ

認知・反応時間のバラツキ

  • 左:交通事故を起こしていない人
  • 右:交通事故を起こした人

認知時間や反応時間のバラツキを示した棒グラフです。認知時間や反応時間とは、例えば車間距離のとり方を指します。近かったり、遠かったりする人が左で、いつも適切な距離を保つ人が右です。

最新の研究から「事故を起こす人は、認知時間や反応時間にバラツキがある人が多い」と結論付けられています。平たく言うと「集中力にバラツキがある人」です。

通常時は《左》も《右》も、大差はありません。《左》の方は、終始安定していますね。
《右》の方は、5、9、33、3、45回目のバラツキが顕著です。疲れてきた頃に、大きなバラツキが見受けられます。

年齢別による認知・反応時間のバラツキ

年齢別による認知・反応時間のバラツキ

「若い人は落ち着きがない」とよく言われますが、実験でも同様の結果が出ています。でも、「不慣れからくる反応のバラツキ」とも取れますね。ペーパードライバーの方にも通じる結果かもしれません。

加齢により、基本的な認知・反応のバラツキは大きくなっていきます。しかし、経験による事前予測により、最小限の範囲に留めていることがわかります。

 

これらはさまざまな文献や、実験資料のほんの一部です。ですが、これだけでも実にいろいろなことがわかります。

研究結果をペーパードライバー教習に活かしたい

さまざまな論文や実験結果を研究して行くうちに、ある一つの答えにたどり着きました。

それは「育成(教習内容)によって、事故の確率は減らせる」ということです。

具体的には下記の2点を対策するだけで、事故の抑制につながります。

  • 事故が発生しやすい危険なポイントを知る(例:交差点の出会い頭、車間距離が近い状況)
  • 回避するための方法を習慣化、実行する(例:しっかりと一時停止する、車間距離を十分にとる)

ペーパードライバー教習の段階で、将来的に発生するであろう事故リスクに備えておく。それは十分に可能なことでした。

だからやる。
自分がやる。

そう思い立ったのが、2010年の春でした。
すぐにサービスを始め、試行錯誤を繰り返すこと1年。手応えを感じた私は、2011年に会社を設立しました。

想いを形に

教習イメージ
教習における最大の目的は「車幅やスピード感などさまざまな感覚を身につけ、頭で考えなくても身体が反応するようになること」です。

だから、安易に目印や手順などには頼りません。なぜなら、それでは本当の実力がつかないからです。インストラクターに頼らなくても、お客さま1人で安全・円滑に走行できるようになることを目指します。

そのため、場面によっては「地味でつまらない」反復練習と思われるかもしれません。ですが、その一つひとつにはちゃんと意味が込められているのです。

  • 必要な情報を、必要な場面で引き出せているか?
  • 判断に遅れや迷いはないか?
  • 最低限のコントロール技術が備わっているか?

私たちは、お客さまの動作を終始注意深く観ています。

教官

言葉で言うのは簡単です。でも、実行するのは簡単ではありません。

このテーマを教習で実行するためには、さまざまな試行錯誤を重ね、本当の細部に渡るまでトライ&エラーの繰り返しが必要でした。そして、会社設立から4年の月日を費やした2015年の春に、ようやく一つの形になりました。

 

現在の教習カリキュラムは、私たちが限界までこだわり抜いたノウハウの結晶です。

「ブランクが長いから、運転する勇気がどうしても出ない。」
「歩行者や自転車にぶつかりそうで怖い。」
「教習所の教官に怒られ、嫌な気持ちになった。」
「駐車や、車線変更が苦手で困っている。」

そんな悩みを抱えている方々に、きっと満足してもらえると自信を持っています。ぜひ一度、サワムラガクの教習を体感して下さい。

最後に

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

カリキュラムを完成させるにあたり、これまで教習を受けてくださったお客さまや、私たちを支えてくださった方々のアドバイスが、何よりの励みでした。

私たちは、皆さまのお力に必ずなれると思います。
どうか一人で悩まずに、ぜひお気軽にご相談ください。
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