コラム
黄色信号は進む? 止まる? 正しいのはどっち? 運転を教えるプロが解説します!

こんにちは! ペーパードライバー講習のサワムラガクです。
突然ですが、みなさん信号は守っていますか?
赤は「止まれ」、青は「進め」ですね。では、黄色は?
黄色信号は「進んでいい」という意見と、「止まらなければいけない」という意見の2つに大きく分かれます。
では、法律上はどうなっているのでしょうか?
今回は「黄色信号の正しい意味」と、「なぜ意見が二分しているのか」について分かりやすく解説します!
黄色信号の正しい意味、実は誤解している人が多数!

結論からお伝えすると、黄色信号は「止まれ」が原則。
ただし、安全に停止できない場合のみ進んで良いとされています(道路交通法施行令第2条の2)。
車両及び路面電車(以下この表において「車両等」という。)は、停止位置を越えて進行してはならないこと。ただし、黄色の灯火の信号が表示された時において当該停止位置に近接しているため安全に停止することができない場合を除く。
この「安全に停止できない場合」とは、信号が黄色になった時点で停止線がすぐ目の前にあり、急ブレーキを踏むと後ろの車から追突される危険性がある場合などです。
「黄色は気を付けて進んで良い」それ、間違いです!
分かりやすく言うと、黄色も「止まれ。でも、安全に止まれない場合は、そのまま進んで良いですよ」となるのですが、「気を付けて進めばよい」と誤解され、結果として「イエローダッシュ」と呼ばれる危険行為が広まっています。
「黄色で止まったら後続車に怒られた…」それでもあなたは正しい!
信号が黄色になり、停止線まで距離もあるので安全に停止線で止まれた…と思ったら、後ろの車から「なんで止まるんだ⁈」と怒られたという話も聞きます。
中には怒られるのが怖くて、やってはいけないと思いつつもイエローダッシュをしてしまうという人も…。
自分が正しいのに怒られると、嫌な思いをしますよね。文句を言われたくないから、自衛手段としてイエローダッシュしてしまう気持ちも分かります。
ですが、車を運転する以上は法律を守ることは当たり前です。黄色信号で止まることは、何も間違っていません。運悪く、理不尽な目に遭っても無視しましょう。
中には、車に近寄って理不尽なことを言ってくる人や、煽り運転をしてくる非常識な人もいますが、そんな時は安全な場所で車を停めてやり過ごすか、やり過ごせない場合は運転中でもすぐに110番に通報しましょう。
原則、運転中の通話は禁止されていますが、道路交通法第71条5の5で「傷病者の救護又は公共の安全の維持のため当該自動車等の走行中に緊急やむを得ずに行うものを除く」とあるので問題ありません。
もちろん、通話に気を取られて事故を起こしてしまう可能性がありますので、運転に充分気を付けながら通報しましょう。
黄色信号無視の罰則とは? 意外と知らないペナルティ
黄色信号無視でも「信号無視」とみなされ、普通車で反則金9,000円、違反点数2点が科されます。
ルール違反は、経済的にも負担になるのです。
歩行者信号も注意が必要です!

歩行者信号は赤と青の2色ですが、赤信号になる前は青信号が点滅します。
点滅時に「信号が赤に変わるから渡らなきゃ!」と急いで横断歩道に侵入する人がいますが、実は大きな間違いです。
青信号の点滅は黄色信号と同じ意味で、基本的に「止まれ」を意味します。もし、横断中に信号が点滅してしまったら、速やかに戻るか渡るかしなければなりません。
判断としては「信号が点滅した時に距離が短い方を選ぶ」ので、戻る方が距離が短ければ戻る、進む方が距離が短ければ渡りましょう。
歩行者信号点滅中の事故は、歩行者の過失が大きくなることも!
例えば、横断歩道を渡る前に歩行者信号が点滅したので走って渡ろうとしたところ、青信号で左折してきた車にぶつかったとしましょう。
この場合、歩行者は歩行者信号が点滅した段階で横断歩道に進入してはいけないので、歩行者側に責任があるとされ、歩行者の過失が大きくなります。
また、横断歩道上で信号が点滅したとき、戻る方が距離が短いにも関わらず、進んでしまい事故に遭った場合も、同様に歩行者側に過失が大きくなります。
信号を正しく守って、安全に通行しましょう

交通ルールは、車も歩行者も守るために存在しています。
急いでいたり、気持ちが焦って早く行きたくなったりしても、その一瞬で事故が起きてしまったら、時間もお金も失います。
場合によっては自分や家族、事故に遭った人の命が失われてしまう事態にも…。
「いつもやってるけど事故に遭ったことはない」や「みんながやっているから」と言っても、事故が起きてしまったら必ず後悔します。そうなってからでは遅いのです。
車は正しく使うことで「便利な乗り物」になりますが、ルールを守らなければ「手軽に扱える凶器」です。
皆さんが使いたいのは「便利な乗り物」ですよね。そのためにもルールを知り、守る。単純ですが、一番簡単で実行しやすい安全運転です。
自分や家族、周囲の人が悲しい思いをしないためにも、信号は正しく守りましょう。
車の運転や交通ルールに不安がある方は出張ペーパードライバー講習のサワムラガクがおすすめ!
「長年ペーパードライバーだけど、ライフスタイルが変わって運転が必要になった…練習したいけど、何をどうすれば良いのか分からない…」
そんな悩みを抱えているのであれば、サワムラガクのペーパードライバー教習を受けてみませんか?
また、ペーパードライバーではないけれど、運転を見直したい・軽微の事故や接触が多いので運転スキルを磨きたいという人にもおすすめです!
なぜサワムラガクがおすすめなのか?

「車の運転なら自動車教習所の方が良いのでは?」と思いますよね。
ですが、自動車教習所は基本的に免許取得に向けたカリキュラムが組まれているため、実生活に基づいた教習とは言えず、講習後に実際に車を運転しても「何かうまくいかない…」なんてことも。
また、ペーパードライバーではない人の場合はそもそも該当する教習内容が無かったり、教習所のコースではうまく運転できてしまい「問題なし」と判断されてしまったりします。
サワムラガクは、お客様の困りごとをお伺いし、教習中にお客様のクセや「必要なスキルが何か?」を見つけ、「根本的に解決するためには何を練習したら良いのか?」を見極めて教習を行いますので、それぞれのお客様に合わせたカリキュラムでご提供します。
分かりやすい独自の教習資料を使って論理的に説明!
運転に慣れている人は「感覚で運転している」ことが多いです。そのため、運転が上手な家族や友人から運転を教わろうにも、その人自身の感覚をうまく言葉で伝えられずに、よく分からないまま終わる…ということが多々あります。
サワムラガクはインストラクターのカリキュラムだけではなく、独自の ▶教習資料 を用意しています。ホームページ上でも公開しているため、いつでも予習・復習ができます。
講習は、インストラクターが論理的に運転の説明をすることで「何となく分かった」ではなく、「ちゃんと理解できる」講習を提供しています。
インストラクターはベテラン揃い! 絶対に怒らないので安心です

運転練習を教える側に何よりも大切なことは、「ペーパードライバーさんの気持ちを理解しているか」という部分にあります。
運転できる人からすると「なぜ、こんな簡単なことができないのか…」と苛立ってしまい、口調が強くなってしまう方が多いです。特に家族や友人関係では遠慮がない分、より攻撃的な口調になってしまうことも…。
怒るという行為は相手を萎縮させてしまい、過度な緊張状態にさせてしまうだけで何も良い結果は生まれません。
サワムラガクのインストラクターは、ペーパードライバーさんの「怖い・知らない・できない」という気持ちは当たり前だと理解しています。
お客様の気持ちに寄り添い、負担が大きくなりすぎないように無理のないペースで教習を進めていきます。
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サワムラガクを受講したお客様の声
川越市(20代女性)
「お試しコースがあったのと、子どもも一緒に同乗が可能だったので申し込みしました。
運転に対して恐怖心がありましたが、片山先生が運転の基本動作から車幅の感覚等、一から丁寧に説明してくださり、安心して運転することができました。
同乗していた子どものことも気にしてくださり、とても助かりました。
サワムラガクさんにお願いして本当に良かったです。ありがとうございました」
西東京市(30代女性)
「10年以上ブランクがあり、初めは緊張と不安でいっぱいでしたが、基本から丁寧に教えていただけたので、安心して教習を受けることができました。久しぶりに自分で運転できたことがうれしかったです。
忘れていることが多すぎて、まだまだ練習が必要ですが、がんばりたいと思います。次回もよろしくお願いします」
江東区(40代女性)
「車の発進から停め方まで、しっかりと教えていただきました。たった3時間で車に慣れることと、駐車に安心感が出てきたのに驚きです。
自動車の運転に緊張していましたが、インストラクターの方が優しく丁寧だったので、あっという間の3時間でした。
また、不安を感じる時には教えていただきたいと思いました」
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公開日:2025.03.21 最終更新日:2025.03.25