コラム
先進安全自動車(ASV)って何? どんな機能があるの? そんな疑問にお答えします!
こんにちは! ペーパードライバー講習のサワムラガクです。
最近の車には、運転をサポートしてくれるさまざまな安全機能が搭載されるようになってきました。
ただ、
「名前は聞いたことがあるけれど、正直よく分からない」
「実際、どこまで助けてくれるの?」
などと感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、よく見かけるようになった自動安全機能について、できること・できないこと、そして注意点を分かりやすく解説します。
このページの監修者
沢村 秋岳
(さわむら あきたけ)
合同会社サワムラガク代表。2013年に独立し、ペーパードライバー専門の出張型トレーニングサービスを提供。延べ30,000人以上の受講実績を誇るペーパードライバー教習の専門家。NHKニュース7、ロイター通信、日本経済新聞など国内外の主要メディアで特集され、安全運転普及への取り組みが広く評価されている。
先進安全自動車(ASV)とは?
先進安全自動車(ASV)とは、安心・安全に運転できるよう、運転手をサポートする各種システムが搭載された自動車のことを指します。
追突事故やペダルの踏み間違い事故を防ぐための機能など、さまざまな安全技術が用いられています。
ただし、すべての車に同じ機能が搭載されているわけではありません。
車種や年式によって内容は異なるため、ご自身が運転する車にどのような安全機能が備わっているのか、事前に確認しておくことが大切です。
過信は禁物! あくまでも「運転を支援する」システムです
先進安全機能は、あくまでも運転手が安心・安全に運転するための「支援」や「お手伝い」をするシステムです。
車が自動で判断・操作してくれる場面があっても、運転の主体は常に運転手自身にあります。
万が一、事故やトラブルが起きた場合の責任も、運転手にあります。
安全機能が搭載されているからといって、
「システムに任せているから大丈夫」
などと考えるのではなく、安全運転を意識し続けることが何より重要です。
代表的な機能について
先進安全自動車に搭載されている機能の中から、特に代表的な5つの機能をご紹介します。
それぞれ「できること」と「注意点」をあわせて確認していきましょう。
1. 衝突被害軽減ブレーキ
▶前方障害物衝突被害軽減制動制御装置 (衝突被害軽減ブレーキ・AEBS) | 「DriveSafe!」便利に使える安全機能(ASV/ADAS)を解説するWebメディア
衝突被害軽減ブレーキは、その名の通り、追突事故の被害を軽減・回避することを目的とした機能です。
センサーで前方の車や障害物を検知し、衝突の恐れがある場合には運転手に警告を発します。
警告が出ても運転手が回避操作を行わなかった場合、自動でブレーキを作動させる仕組みになっています。
この機能は一般に「自動ブレーキ」とも呼ばれており、2021年11月以降に発売された新型車には搭載が義務化されました。
2. ペダル踏み間違い時加速抑制機能
▶ペダル踏み間違い時加速抑制装置(ACPE) | 「DriveSafe!」便利に使える安全機能(ASV/ADAS)を解説するWebメディア
2028年9月以降に生産されるオートマチック(AT)の新型車には、ペダル踏み間違い時加速抑制機能を搭載することが義務化されることが決定しています。
この機能は、センサーが障害物を検知している状態で、運転手が誤ってアクセルペダルを強く踏み込んでしまった際に、警告音とともに急発進や加速を抑制するものです。
ただし、あくまで目的は「スピードの抑制」であり、車を停止させる機能ではありません。
作動した場合でも、焦らずにご自身でブレーキ操作を行いましょう。
なお、この機能は車種によっては後付けが可能な場合もあります。
「車の買い替えは難しいけれど、この機能は付けたい」という方は、メーカーの公式サイトなどで確認してみてください。
3. 車間距離制御装置(ACC)
▶全車速域定速走行・車間距離制御装置(全車速ACC) | 「DriveSafe!」便利に使える安全機能(ASV/ADAS)を解説するWebメディア
車間距離制御装置は、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)とも呼ばれる機能です。
主に高速道路などの自動車専用道路での使用を前提に開発されています。
走行速度を設定すると、前方の車両をセンサーで認識し、一定の車間距離を保ちながら、設定した速度で走行します。
前方車両に追従するため、アクセルだけでなくブレーキ操作も車が自動で行います。
とても便利な機能ですが、一般道での使用は想定されていません。
センサーの種類によっては、自転車やバイクを検知できない場合もあるため、一般道では使用しないようにしましょう。
また、高速道路であっても注意が必要です。
カーブで前方に車がいないと誤認識して加速してしまったり、急な割り込みに十分対応できなかったりするケースもあります。
あくまでも「走行を補助する機能」であり、完全な自動運転ではありません。
4. 車線維持支援制御装置
▶車線維持支援制御装置(レーンキープアシスト) | 「DriveSafe!」便利に使える安全機能(ASV/ADAS)を解説するWebメディア
車線維持支援制御装置は、センサーで車線を検知し、車線の中央付近を走行できるようハンドル操作を支援する機能です。
こちらも主に高速道路などでの使用を想定しています。
ハンドル操作を支援してくれるからといって、手放し運転ができるわけではありません。
ハンドルをしっかり握っていないと作動しないなどの条件があるため、必ずハンドルを保持したまま使用してください。
5. 車線逸脱警報機能
▶車線逸脱警報装置 (車線逸脱警報) | 「DriveSafe!」便利に使える安全機能(ASV/ADAS)を解説するWebメディア
車線逸脱警報機能は、車が車線をはみ出しそうになった際に、音や警告灯で運転手に注意を促す機能です。
「車線を守るのは当たり前」と思われがちですが、スイッチ操作中に無意識にハンドルを切ってしまったり、(あってはなりませんが)眠気で注意力が低下してしまったりすることで、意図せず車線を逸脱してしまうこともあります。
そうした場面で、車線内に戻るよう知らせてくれるのがこの機能です。
警告が出た場合は、速やかにハンドル操作を行いましょう。
メーカーごとに名称・機能の細かい内容が違うこともあります
同じ機能でも、メーカーによって名称や仕様が異なることがあります。
例えば車間距離制御装置(ACC)は、
- ・トヨタ:レーダークルーズコントロール
- ・日産:インテリジェント クルーズコントロール
といったように、呼び方が違います。
「名前が違うだけで中身は同じ」と思われがちですが、使用しているセンサーや制御方法の違いにより、できること・できないことには差があります。
ご自身の車にどの安全機能が搭載されているのかを知るだけでなく、
「どんな条件で作動するのか」
「どんな状況では作動しないのか」
まで理解しておくことが、事故防止につながります。
便利な機能でも、状況によっては作動しません!
安全運転を目的として、さまざまな先進安全機能が開発・搭載されています。
しかし、どんな機能であっても「絶対に安全」というものはありません。
実際に、衝突被害軽減ブレーキについても、機能を過信したことが事故につながったと考えられる事例が増加していると、国土交通省は発表しています。
「運転者が『衝突被害軽減ブレーキが作動する』と過信して事故に至ったのではないかと疑われるケースが増加しています。
衝突被害軽減ブレーキには、機能の限界があり、故障していなくても、状況によっては、作動しません。
衝突被害軽減ブレーキの作動の有無にかかわらず、安全運転の責任は運転者本人にあります」
ここからは、先進安全機能を使ううえで知っておきたい注意点についてご説明します。
天候や道路状況によっては機能しないことがあります
先進安全自動車には、周囲の状況を確認するためのセンサーが搭載されています。
しかし、環境条件によっては、センサーが正しく対象物を認識できないことがあります。
例えば、以下のような状況です。
- ・トンネル内の暗闇や、逆光などで対象物を認識できない場合
- ・雨・雪・霧などの悪天候時
- ・周囲に電波を強く反射する物がある場合
- ・人や車が急に飛び出してきた場合
ここでは衝突被害軽減ブレーキを例に説明します。
衝突被害軽減ブレーキは、衝突の危険があると判断した際に運転手へ警告を出し、それでも回避操作が行われなかった場合に自動でブレーキを作動させる仕組みです。
しかし、「自動でブレーキが作動するから、事故は起きないだろう」と考えてしまうのは非常に危険です。
警告が鳴ってから操作すればいい、と思っていると、気付いたときには回避が間に合わないケースもあります。
それぞれのシステムには、必ず「弱点」があります。
どんな場面で作動しにくいのか、何ができないのかを理解しておくことが重要です。
システムの誤認識にも注意が必要です
先ほどとは逆に、センサーが周囲の状況を誤って認識してしまうこともあります。
例えば、ペダル踏み間違い時加速抑制機能では、立体駐車場のスロープを上っている際に壁を障害物と誤認識し、システムが作動してしまうケースがあります。
このような誤認識や誤作動が起きた場合に、どのような動作をするのか、どう対処すればよいのかについては、事前に取扱説明書やディーラーで確認しておきましょう。
「こういうシステムだろう」と決めつけないことが大切です
例えば、ペダル踏み間違い時加速抑制機能は、あくまでも加速を抑えることを目的とした機能であり、車を停止させるものではありません。
しかし、衝突被害軽減ブレーキと混同して「止まってくれるはず」と思い込んでしまうと、思わぬ事故につながる恐れがあります。
・どんなときに作動するのか
・作動したときに、自分は何をすべきなのか
これらを正しく理解したうえで使用することが、先進安全機能を安全に活かすために欠かせません。
システムに頼った運転は絶対にしない!
今後も新しい先進安全機能が登場し、既存のシステムもさらに進化・向上していくでしょう。
運転がより快適になるだけでなく、周囲の人の安全も守れる車社会を目指して技術は発展しています。
しかし現時点では、どんな先進安全機能を搭載していても、すべての状況に対応できるわけではありません。
まだ多くの課題が残されているのも事実です。
先進安全機能は、あくまでも運転を補助してくれるもの。
システムに頼りきるのではなく、最終的に車を操作し、判断するのは運転手自身であるという意識を忘れず、安全運転を心がけましょう。
「自分の運転に自信がない…」と感じている方へ
「自動運転がもっと普及すれば、楽になるのに…」
そう思う気持ちは自然なことです。
しかし、完全に運転を任せられる時代は、まだ先になりそうです。
それでも、
「運転ができるようになりたい」
「必要だから、もう一度ハンドルを握りたい」
そう感じている方も多いのではないでしょうか。
そんな方には、サワムラガクのペーパードライバー講習がおすすめです。
先進安全機能に頼るだけではなく、正しい運転技術と判断力を身につけることで、運転への不安は確実に減らせます。
「できるか不安」だからこそ、一人で悩まず、プロと一緒に一歩ずつ進んでいきましょう。
プロに教わるから、きちんと理解できる!
「普段から運転している人に教われば、お金もかからないし気も使わなくて済む」 そう考えたことはありませんか?
たしかに、運転に慣れている人は“運転すること自体”は上手です。
ただし、運転が上手なことと、人に分かりやすく教えられることは別です。
普段から運転している人の多くは、経験や感覚を頼りに、無意識のうちにハンドルを切り、「これくらい」という感覚でペダルを踏んでいます。
そのため、いざ説明しようとすると、
「だいたいこのくらい」
「普通にやってみれば大丈夫」
といった、感覚的で曖昧な言葉になりがちです。
教わる側からすると、
「その“普通”が分からない…」
「うまくできない自分は、運転に向いていないのかも」
と、不安や苦手意識につながってしまうこともあります。
サワムラガクでは、ペーパードライバーの方が ・どこでつまずきやすいのか ・何が分からなくて不安になるのか を理解したうえで、教習内容に反映しています。
感覚だけに頼らず、なぜそう操作するのかを理論的に説明しながら練習するため、納得・理解した状態で運転に取り組むことができます。
実際に車を動かすと、
「頭では分かっているのに、うまくできない」
と感じることもあります。
ですが、そこは焦る必要はありません。
繰り返し練習を重ね、身体でも覚えていくことで、運転の精度は確実に上がっていきます。
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公開日:2026.01.31 最終更新日:2026.01.31










