コラム
【ハザードランプ】駐車時は? お礼を伝える時は? 使い方をプロが解説!
こんにちは!ペーパードライバー講習のサワムラガクです。
突然ですが、三角マークが特徴的な「ハザードランプ」って、どんな時に使うかご存じですか?
ハザードランプは、周囲に自分の状況や存在を視認させやすいライトです。そのため、さまざまな場面で使われています。
今回はハザードランプの「本来の使い方」と、その他の「よくある使い方」について、ご説明します!
ハザードランプの「本来の使い方」は?
ハザードランプの正式名称は「非常点滅表示灯」といいます。
その使用方法については、道路交通法第十八条二項で下記の通り定められています。
(道路にある場合の灯火)
第十八条 車両等は、法第五十二条第一項前段の規定により、夜間、道路を通行するとき(高速自動車国道及び自動車専用道路においては前方二百メートル、その他の道路においては前方五十メートルまで明りように見える程度に照明が行われているトンネルを通行する場合を除く。)は、次の各号に掲げる区分に従い、それぞれ当該各号に定める灯火をつけなければならない。
2 自動車(大型自動二輪車、普通自動二輪車及び小型特殊自動車を除く。)は、法第五十二条第一項前段の規定により、夜間、道路(歩道又は路側帯と車道の区別のある道路においては、車道)の幅員が五・五メートル以上の道路に停車し、又は駐車しているときは、車両の保安基準に関する規定により設けられる非常点滅表示灯又は尾灯をつけなければならない。ただし、車両の保安基準に関する規定に定める基準に適合する駐車灯をつけて停車し、若しくは駐車しているとき、又は高速自動車国道及び自動車専用道路以外の道路において後方五十メートルの距離から当該自動車が明りように見える程度に照明が行われている場所に停車し、若しくは駐車しているとき、若しくは高速自動車国道及び自動車専用道路以外の道路において第二十七条の六第一号に定める夜間用停止表示器材若しくは車両の保安基準に関する規定に定める基準に適合する警告反射板を後方から進行してくる自動車の運転者が見やすい位置に置いて停車し、若しくは駐車しているときは、この限りでない。
長いので要約すると「夜間に道幅が5.5m以上の道路で駐停車する場合は、ハザードランプかテールランプをつけてください。でも、条件を満たしていればつけなくても大丈夫です」といった内容です。
しかし、追突事故などを防ぐためにも、駐停車する時はハザードランプをつける癖を付けた方が良いでしょう。
実は、自家用車に関して法令で定められているハザードランプの使い方は、これだけです。でも日常生活では、いろいろな場面で見かけますよね?
あれは全てドライバー間で自然に生まれたローカルルールの使用方法で「サンキューハザード」も、その1つです。
最初にお伝えしたように、ハザードランプは周囲に状況・存在を視認させやすいためローカルルールとして、さまざまな場面で使われるようになり、それが広まって定着している状況です。
ハザードランプの「実際の使われ方」
ローカルルールで使用されているハザードランプの使い方を、いくつかご紹介します。
駐車ハザード(リバースハザード)
駐車場で車を停める際に「今から駐車します」と意思表示するものです。
バック駐車でよく利用されるため、「リバースハザード」とも呼ばれます。
サンキューハザード
車線変更や右左折時など、道を譲ってくれた車に対して感謝の気持ちを伝えるために、ハザードランプを2~3回点滅させます。
本来はサンキューハザードではなく、会釈などで感謝を伝えるのが良いのですが、車線変更で後続車の運転手に会釈を向けられなかった時に使用されるようになり、今では一般的な使用方法になっています。
高速道路で渋滞の最後尾になったとき
高速道路を走行中、渋滞で停車や徐行運転になった際に、後続車に知らせるためにハザードランプを点灯します。
「知らせる必要あるの?」と思われる方もいらっしゃるかと思いますが、高速道路は信号や右左折が無いために漫然運転(ボーっとして運転してしまうこと)になりやすく、渋滞や速度低下に気付かずに追突してしまうというケースがあるため、注意を知らせる目的で使用されます。
ハザードランプの注意点
過度な使用はNG
ハザードランプは便利ですが、状況によってはウインカーと間違えられることも。
特に、ハザードランプをつけっぱなしにしたままで交差点に進入するのは絶対にNG!
交通の混乱を招きますので、必要に応じて適切に使いましょう。
消し忘れに注意
駐車場で、ハザードランプを消し忘れている車を見たことはありませんか?
ハザードランプを消し忘れるとバッテリーが上がり、エンジンがかからなくなることも。
ハザードランプは、エンジンを止めても自動的には消えません。車を降りる際は、ハザードランプを消し忘れていないか確認しましょう。
ペーパードライバー講習で「ハザードランプの使い方」や「交通ルール」をしっかりと抑えよう!
ハザードランプに限らず「標識の意味」や「左方優先」など、車を運転するうえでは、さまざまなルールがありますよね。
「ペーパードライバーを克服したいけれど、あまり交通ルールを覚えていないから怖い…」と悩まれているお客様もいらっしゃいます。
出張ペーパードライバー講習では公道で練習を行うため、実際に走りながらルールを確認することが可能です。
気になったことは、その場でインストラクターに質問していただければ、すぐにお答えします!
サワムラガクで講習を受けられたお客様の声
実際にサワムラガクで講習を受けられたお客様の声を、ほんの少しだけご紹介しましょう。
渋谷区・世田谷区(20代女性)
「教習所のペーパードライバー教習と比べて、より実践的なアドバイスをいただけて、参考になりました。
3時間は長いかなと思っていましたが、実用的なルートで指導いただきながら、おしゃべりしながらで楽しく過ごすことができました。
どうもありがとうございました!」
板橋区(30代女性)
「ハンドルを握ったの自体が免許取得後初めてというくらいだったのですが、座り方、ハンドル操作、いちから教えてくださって安心しました。
アクセルを踏むのが怖かったのですが『隣でブレーキ操作できるので心配しないでください!』と言ってくださって心強かったです。
たった3時間でしたが、最後には『普通に運転できてますね』と言ってもらえて(まだまだですが)自信につながりました!」
江戸川区(40代男性)
「今回の教習では、今まで知らなかった知識をいろいろと教えていただき、大変勉強になりました。
インストラクターの方も、人に合わせた教え方をしていただけたので、とても良かったです。
受講して、とても良かったです! ありがとうございました」
目黒区・世田谷区・大田区(50代女性)
「(前略)都心での運転は、ただ不安と恐怖でしたが、初日からとても丁寧に基礎指導してくださり、苦手なところやできないところもタブレット・図・ミニカーを使っての説明で、とても分かりやすく、理解できました。
標識の見方・確認もポイントごとに教えてくださり、身に付けられました。
2回めの受講時には運転に自信がつき、うれしくて泣いてしまいました!!
今後も先生方のご指導を忘れずに、安全で楽しく運転していきます。(後略)」
まずは初回限定のお試しコースがおすすめ!
実際にどんな講習を行うのか気になる方や、インストラクターがどんな人か知りたい方は、初回限定お試しコースがおすすめです!
公開日:2023.06.19 最終更新日:2024.02.12