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コラム

横断歩道ってどっちが優先なの?

先生

皆さまこんにちは。ペーパードライバー講習のサワムラガク東京、インストラクターのエイドワードです。

このブログでは運転に対する苦手意識を克服したい人、ペーパードライバーの皆さん、そしていまさら人には聞けない、あいまいな理解をしているドライバーさんを対象に、素朴な疑問やそれに対する解説や練習方法など紹介しています。

横断歩道、どっちが優先?

教習所では「横断歩道に歩行者がいるときは止まる」と習います。

だけど、普段見ていると、横断歩道で止まる車って少ないですよね。

でも、よく聞く言葉は「歩行者優先」。一体どういうことでしょうか?

ハグミちゃん

先生、質問です!

教習所では、横断歩道は「止まれ」と習ったけど、実際に止まってる人は少ないよ! 一体どっちが正しいんですか!?

喜ぶ先生

いい質問です、よく気づきましたね。
では、まず映像をチェックしてみましょう。

【映像素材予定(片側1車線、対向通行、40km/h制限)】
【映像素材予定(片側1車線、対向通行の大通り、50km/h制限)】
【映像素材予定(駅前・ショッピングモール付近・観光地など)】
【映像素材予定(閑静な住宅街)】

先生

どうですか?
映像を見る限りでは、以下のことが言えますね。

一般道にある横断歩道の場合 駅前やショッピングモールの近くにある横断歩道の場合
車(ドライバー)の意識 車優先 あいまい。人や状況による
歩行者の意識

おすまし先生

あいまいで、状況にもよりますが、
駅前やショッピングモールの近くにある横断歩道では、歩行者に対する車の優先意識が一般道よりも高くなっていることがわかります。

法律では歩行者優先だけど…?

先生

広く知られている通り、法律論では「歩行者が優先」です。

第六節の二 横断歩行者等の保護のための通行方法
(横断歩道等における歩行者等の優先)
第三十八条 車両等は、横断歩道又は自転車横断帯(以下この条において「横断歩道等」という。)に接近する場合には、当該横断歩道等を通過する際に当該横断歩道等によりその進路の前方を横断しようとする歩行者又は自転車(以下この条において「歩行者等」という。)がないことが明らかな場合を除き、当該横断歩道等の直前(道路標識等による停止線が設けられているときは、その停止線の直前。以下この項において同じ。)で停止することができるような速度で進行しなければならない。この場合において、横断歩道等によりその進路の前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない。

道路交通法 より引用

困る先生

でも、実際には車と歩行者の絶妙な“あうんの呼吸”で成り立っています。
つまり、グレーゾーンってことです。

困るハグミちゃん

グレーゾーンって…それでいいの?

困る先生

本当は、よくありません。
でも、現実はあいまいなのですから、それを受け入れて行動するしかないんです。

世論は「絶対に止まる」流れへ。本当にそれで大丈夫?

沢村秋岳

それでも、ひと昔に比べれば、ずいぶんと止まるようになったと思いますよ。

ハグミちゃん

あっ、校長先生!

喜ぶ先生

お疲れさまです、沢村校長。

沢村秋岳

お疲れさま。面白そうな話だったから、つい割り込んでしまいました。

ところで君たち、最近では国を挙げて横断歩道の歩行者保護に力をいれていることを知ってますか? 2020年の東京オリンピック開催に向けてドライバーの意識を高めようと、いろいろな活動が行われているんですよ。

先生

国土交通省の統計によれば、他の先進国と比べて、歩行中・自転車乗用中の死者数が際立って多いそうですね。

歩行中・自転車乗用中はG7で最下位

国土交通省の資料 より引用

沢村秋岳

そうなんです。
警察も取り締まりを強化したり、啓発ステッカーを配布したりと、各地でさまざまな取り組みが行われていますね。

無理にゆずると逆に危険!?

沢村秋岳

とはいえ、ドライバーの意識はまだまだ低いのが現状です。
法律論だけではどうにもならないので、歩行者も臨機応変に気をつけなければいけません。

ハグミちゃん

横断歩道を渡るときに
「車が止まって当たり前」と思って、無理に渡っちゃダメってことですね!

沢村秋岳

えぇ、そうです。

なんとも歯切れが悪くなってしまうのですが、一つだけドライバーの皆さんに気をつけて欲しいことがあります。

それは、「無理にゆずらない」という事です。

困るハグミちゃん

えっ! ゆずっちゃダメなの?

沢村秋岳

もちろん、原則的にはゆずってください。

でも、無理に「ゆずる」ことで、追突事故の危険性が高まってしまうことも忘れないでほしいんです。

無理にゆずったことによる事故

無理にゆずろうとした時に、もし後ろにいる車やバイクとの車間距離が詰まっていて、かつ「ゆずらない意識」を持っていたらどうなるか…。

それが急ブレーキの場合、後ろの車やバイクからしたら“想定外”の急ブレーキになってしまいます。

結果的に、無理にゆずる行為は、事故のタネをまくことと同じになってしまうんです。

喜ぶハグミちゃん

そっか〜。ただ単に、ゆずればいいっていうわけでもないんだね!

先生

そう、全ては状況次第。大切なのは次の2点です。

  • ・視野を広く保つこと
    (横断歩道を渡ろうとしている人をチェックできているか?)
  • ・歩行者のちょっとしたアクションから行動予測をすること

喜ぶハグミちゃん

よくわかりました!
エイドワード先生、沢村校長先生、ありがとうございます!!


いかがでしたか? 今回は「これが答えだ!」というものはありませんでした。

しかし、現場ではこういった“あいまいさ”を実感する、いろいろな場面に遭遇します。

大切な点で挙げた「視野を広く保つこと」と「行動予測」は本当に本当に大切なことで、練習しておくとさまざま場面で役に立ち、事故の回避にもつながりますよ。

ペーパードライバー出張教習のサワムラガク東京では、東京を中心に神奈川、埼玉、千葉の一都三県を対応エリアとし、初心者さんやペーパードライバーさんが運転に対する恐怖を克服できるよう、一生懸命お手伝いさせていただいています。

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2019.10.18

素朴な疑問